交通事故による腰部捻挫(腰痛)
腰部捻挫の症状
腰部捻挫の症状は、損傷の程度によって異なりますが、一般的には以下のようなものが含まれます。
痛み:
- 腰部の痛みが主な症状です。痛みは急性で激しい場合もあれば、鈍く持続的な痛みの場合もあります。
- 痛みは動作(特に腰を曲げたり捻じったりする動作)によって悪化することがあります。
腫れと炎症:
- 腰部に腫れや炎症が見られることがあります。
- 腫れや炎症がある場合、触れると痛みを感じることがあります。
筋肉のこわばり:
- 腰部の筋肉がこわばり、動きが制限されることがあります。
- 朝起きた時や長時間同じ姿勢でいると、こわばりが増すことがあります。
痺れやチクチク感:
- 腰部の捻挫によって神経が刺激されることがあり、足やお尻に痺れやチクチク感が生じることがあります。
腰部捻挫の原因
交通事故による腰部捻挫の原因は主に以下の通りです。
衝撃や外力:
- 交通事故による衝撃や外力で腰部の筋肉や靭帯が急激に引き伸ばされたり、捻じれたりすることがあります。
急停止や急加速:
- 車が急停止または急加速した際に、腰部に大きな負荷がかかることがあります。
不自然な姿勢:
- 事故時に体が不自然な姿勢で強い衝撃を受けると、腰部が捻挫する可能性があります。
対処法
腰部捻挫の対処法は、初期治療から回復期までさまざまですが、以下に一般的な対処法を示します。
安静:
- 怪我をした直後は、腰を動かさずに安静にすることが重要です。
- 過度な動作を避け、腰に負担をかけないようにしましょう。
冷却:
- 怪我直後の24~48時間は冷やすことで、腫れや炎症を軽減できます。
- 氷嚢や冷湿布を使用し、15~20分間冷やします。
圧迫と固定:
- 腰部を圧迫包帯で軽く圧迫することで、腫れを抑えることができます。
- 必要に応じて、腰部サポーターなどで固定し、安定させます。
高位挙上:
- 腰を上げることは難しいですが、横になる際に膝の下にクッションを入れるなどして、腰への負担を軽減します。
痛み止めや抗炎症薬の使用:
- 痛みや炎症を和らげるために、市販の痛み止めや抗炎症薬を使用することができます。ただし、医師の指示に従って使用しましょう。
リハビリとストレッチ:
- 痛みや炎症が軽減したら、リハビリやストレッチを行い、腰部の筋肉を強化します。
- 専門家の指導の下で行うと効果的です。
医師の診察
腰部捻挫の症状が重い場合や、数日経っても改善しない場合は、必ず医師の診察を受けることが重要です。医師は、レントゲンやMRIなどの検査を行い、他の損傷(骨折や椎間板ヘルニアなど)がないか確認します。また、適切な治療法を指導してくれます。
腰部捻挫は適切な治療とリハビリを行うことで回復が見込めますが、無理をせず、体の状態をよく観察しながら治療を進めることが大切です。
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- 谷貝 智宏