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朝起きられない「起立性調節障害」とは?自律神経から根本改善する方法

「何度起こしても起き上がれない」「立ちくらみがひどくて学校に行けない」——そんな子どもの姿を見て、怠けているのか、病気なのかと悩む親御さんが後を絶ちません。
29年の臨床で、私はこのような方々を何人も診てきました。決して「気持ちの問題」ではありません。自律神経の機能不全が、体に実際の症状を引き起こしているのです。そして、適切なアプローチで必ず改善できます。
起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)は、自律神経が体位変換(横→立)に正常に対応できなくなる機能障害です。小学高学年〜中学生に多く見られますが、大人でも発症します。
起立性調節障害とは何か

健康な状態では、立ち上がった瞬間に交感神経が働いて血管を収縮させ、心拍数を上げ、脳への血流を確保します。しかし自律神経のバランスが崩れると、この「補正」がうまく機能しません。
📌 ポイント
- 立ち上がると血圧が下がり、脳血流が低下する
- 強い眠気・倦怠感が朝に集中する(夜になると元気になる)
- 頭痛・腹痛・動悸・めまいが繰り返される
- 午前中が特につらく、午後から回復するパターン
この「午前中に悪化する」パターンが特徴的で、「さぼっている」と誤解されやすい原因になっています。
なぜ起立性調節障害は起きるのか
成長期の自律神経の不安定さ
思春期には、急激な身体発育に対して自律神経の発達が追いつかない時期があります。心臓から脳への距離が伸びるのに、循環調節の精度がまだ低い状態です。これが土台にあるところに、現代の生活習慣が追い打ちをかけます。
- スマートフォン・ゲームの長時間使用→ブルーライトで概日リズムが乱れる
- 運動不足→足の筋ポンプ機能が低下し、立位での血流維持が難しくなる
- 慢性的なストレス→交感神経が常に緊張状態となり疲弊する
- 水分・塩分不足→循環血液量が減り、起立時の血圧維持が困難になる
29年の臨床で実感するのは、真面目で感受性が豊かな方ほど発症しやすいという事実です。本人が一番つらい思いをしていることを、どうか理解してあげてください。
改善のための自宅セルフケア3つ
① 起き上がりを「3段階」にする
布団の中で5分ほど手足を動かす→ゆっくり座位になる→2分待ってから立ち上がる。この「段階的な体位変換」だけで、立ちくらみが大幅に軽減できることがあります。脳への血流を急に変化させないための大切な工夫です。
② 水分と塩分を意識的に摂る
1日1.5〜2Lの水分摂取を目標にしてください。特に起床後すぐにコップ1杯(200ml)の水を飲む習慣が有効です。みそ汁・梅干しなど適度な塩分も循環血液量の維持に役立ちます。高血圧のある方は必ずかかりつけの先生にご相談ください。
③ ふくらはぎポンプを鍛える(仰向けのまま)
仰向けのまま足首をパタパタと上下に動かす運動を1日10〜20回から始めましょう。ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれ、下半身の血液を心臓に戻す役割を担います。横になったままできるので、起き上がる前に行うのが効果的です。
当院のアプローチ——自律神経の根本から整える
緑ヶ丘鍼灸整骨院では、まずコンディビュー検査で自律神経バランスを数値化します。交感神経・副交感神経それぞれの働きをグラフで可視化することで、「どの時間帯にどのような崩れが起きているか」を客観的に把握できます。
その結果に基づき、
- 鍼灸施術→自律神経の過剰な興奮を和らげ、副交感神経を活性化する
- 骨格矯正→脊椎の歪みを整え、神経の流れを正常化する
- 生活習慣指導→起床ルーティン・水分摂取・就寝環境など個別アドバイス
個人差はありますが、多くの方が数週間〜数か月で日常生活への復帰を実感されています。「薬を飲み続けなければならないのか」と不安に思っている方にも、自律神経のバランスが整うことで体が自分で機能できるようになるケースをたくさん見てきました。
まとめ——「怠け」ではなく、自律神経のSOSです
起立性調節障害は、本人が一番「自分でも分からない」と戸惑っているケースがほとんどです。症状を正しく理解し、適切なケアを続けることで、多くの方が自分のペースを取り戻しています。あきらめないで、一緒に取り組みましょう。
お体のお悩みは、まずご相談ください🌸
「自分の症状は改善できるのか」「どんな施術をするのか」など、
どんな小さな疑問でも、お気軽にお電話ください。
⏰ 平日13:00〜19:30 土曜9:00〜13:00/15:30〜19:30(日・月定休)
📍 神奈川県厚木市王子1-1-21-101 駐車場あり
緑ヶ丘鍼灸整骨院|予約優先制・初診の方大歓迎
よくあるご質問(FAQ)
- Q. 自律神経失調症は病院で診断されるものですか?
- A. 「自律神経失調症」は正式な医学的診断名ではなく、検査で異常が見つからないにもかかわらず自律神経の不調が疑われる症状の総称です。まずは内科・神経内科で検査を受け、異常がなければ整骨院・鍼灸院でのケアが有効です。
- Q. どのくらいで改善しますか?
- A. 症状の程度や生活環境によって異なりますが、多くの方が週1〜2回の施術を1〜3ヶ月継続することで変化を感じられます。施術と並行して生活習慣の改善も重要です。
- Q. 薬を飲みながら施術を受けても大丈夫ですか?
- A. はい、施術と薬の併用は問題ありません。施術は薬の効果を妨げるものではなく、むしろ相補的に作用することが多いです。服用中の薬については初診時にお知らせください。
- Q. 子どもの自律神経の乱れにも対応できますか?
- A. 対応可能です。起立性調節障害など思春期の自律神経の問題についても、お子さまの状態に合わせた施術を行っています。まずはご相談ください。
この記事の監修者
緑ヶ丘鍼灸整骨院 院長
国家資格保有(柔道整復師・鍼灸師)|臨床29年・延べ25万人
緑ヶ丘鍼灸整骨院 院長。国家資格(柔道整復師・鍼灸師)保有。臨床29年・延べ25万人の施術実績。専門:自律神経失調症・肩こり・腰痛・交通事故(むちうち)の根本改善。神奈川県厚木市で地域医療に従事。
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