病気にならないための過ごし方の原理原則とは?

2017/07/08 | カテゴリー:健康情報ブログ

世界一長寿の国になった日本ですが、いかに健康な状態でいられるかどうかの「健康寿命」が注目されています。

では、どのような生活の仕方をすれば、そのような点に気を付ければ、元気で長生きできるのでしょうか?

 

平均寿命と健康寿命

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※平均寿命:厚生労働省「平成25年簡易生命表」

健康寿命:厚生労働省「平成25年簡易生命表」「平成25年人口動態統計」「平成25年国民生活基礎調査」総務省「平成25年推計人口」より算出

男性は、平均寿命が約80歳なのに対して、約9年間寝たきりです。

女性は、平均寿命が約86歳なのに対して、約12年間が寝たきりです。

普段の生活で気にするべき基準は?

慢性疾患全般の病気(不健康)になってしまう原因は日常生活の過ごし方にあります。tenbin

毎日のちょっとした負担の積み重ねが、徐々に体を蝕んでいきます。

その基準とは、ズバリ

「快」か「不快」

かです!

「快」とは?

快感情とは、例えば、

toy_waraibukuro・心地よい

・気持ち良い

・感じが良い

・うれしい

・楽しい

・大好き

・ワクワクする

みたいな状態です。一方で、不快な感情とは、

・痛い

・つらい

・苦しい

・キツイ

・いやだ

みたいな状態です。

常に「快」で生活できれば病気知らず!「不快」な状態でい続けると、体のどこかしらに不調が現れます。

これは、ガンに罹ってしまう大きな原因とも言えます。

進化論的に考えると

野生動物には、基本的に慢性疾患はありません。body_nou

本能で行動していますので、不快なことは極力しません。

人間は、本能の領域の大脳辺縁系の周りに、理性の領域の大脳皮質が大きく発達したおかげで、文明が栄えて発展しました。

逆説的に言えば、理性で抑え込んで、嫌なことでも無理して行うことができます。

その象徴的なことと言えば、「過労死」です。

行動基準を快・不快で考える

kangaeruhito人間が健康的に過ごすためには、今一度本能的に戻し、自分の体に耳を傾けて、快か不快かを見定める必要があります。

おなかがすいたら、食べる。

眠くなったら、寝る。

疲れたら、休む。

現代社会ではなかなかすべてを実行することは難しいですが、できる範囲で行ってください。

病気になったら、何かしらがからだに無理をかけている証拠です。

今一度ご自分の生活習慣を見直されて、不快に感じていることを一つでも減らすことが、長期的に見たら一番の対策です。

当院での生活習慣指導

medical_seishinka_man患者様のお仕事や趣味など生活習慣をお聞きしまして、アドバイスをさせていただいております。

長年お体の不調に悩んでいて、根本的に体質を改善していきたい方など、ぜひご相談ください。

 

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