腰痛へのマッサージは可能ですが、中には避けた方が良い時もあります。
それは急性期の腰痛、激しい痛みを伴う場合です。
ぎっくり腰などは筋肉ではなくその周りを覆っている筋膜が傷ついた状態であり、痛めてから三日間は強い炎症状態が続く場合がほとんどです。
その炎症のある部分をマッサージをしてしまうと逆に炎症が酷くなり痛みが増してしまう可能性がありますので、まずは保冷剤などでアイシングしましょう。
慢性腰痛に関してはマッサージしても大丈夫ですが長年酷使された腰は表面てきな筋肉よりも奥の筋肉、所謂インナーマッスルが硬くなっている場合がほとんどです。
そのため、マッサージでは基本的に表面的な筋肉までしか解せないので楽になってもまたすぐに戻ってしまいます。
根本的な原因を治さなければいつまでも腰痛は改善されません。
そもそも腰痛になる原因というのが日常生活で負担をかけている為です。
お仕事だったり家事だったり人により原因は様々ですが、その日々の負担の度合いにより腰痛を引き起こします。ストレッチや適度な運動、過不足のない睡眠、つまり規則正しい生活習慣を心掛けていけば自然に改善されていきます。しかし、身体の歪みからきている場合はまずは元の正常な位置に戻さなければすぐに再発してしまいます。
そうならない為にもまずは整骨院などで見てもらい、自分が何故腰痛になってしまったのかという原因を知ることが大切です。