【原因】
①寝ている時の体勢に無理があり,その負担が首に継続的にかかり,周辺の筋肉が炎症している。
②慢性的な首,肩こり。
③精神的なストレス、身体の冷えや内蔵の不調など。
就寝時に無理な姿勢をしていると無意識ながら寝返りをして改善するのですが、疲れ等で熟睡していると寝返りを打つことが出来ない場合があります。
【症状】
朝起きたら、急に首が痛くて動かない・・・
首を動かしたら筋肉痛のような痛みがある。
首がある角度以上動かすことが出来ない。
このような症状は、首・肩周りの筋肉の炎症が原因で起きています。
痛い場所で、原因の筋肉が違いますが、主には胸鎖乳突筋/僧房筋/肩甲挙筋などが大きく関係しているといわれています。
寝違えた時の禁止事項!!
間違った対処は、治りを遅くしたり悪化させてしまうので注意してください。
- 自分で首~肩周りのマッサージを行う。(専門家以外は危険です。)
- 痛みを我慢してストレッチを行う。
- 首をぐるぐる回して体操をする。
- お風呂で長時間温まる。(温めて症状が楽になればOK)
- 痛みのある部分を温める
寝違えでは、痛めた部分が炎症を起こしている可能性があり、寝違えた直後は冷却が適しているとされています。
温めても問題がない場合もありますが、悪化する場合もあるため、冷却が無難です。
炎症症状は、受傷後~72時間までがピークとされています。(およそ3日間)それからは、徐々に痛みが引いていき、概ね1週間程度で炎症自体は治まる場合が多いです。
※あくまで、寝違えて痛みのある場合のみの禁止事項です。
必ずしも全ての方が、温めたり動かして悪化するとは限りません。
痛めてしまった場合は、無理をせず、早めに治療することをおススメします。
家で出来る寝違え再発予防
ツライ寝違えはもう起こしたくないですよね?
では、家やセルフで出来る簡単な予防をいくつかご紹介します!!
①首肩周りの筋肉が疲れている、張っている場合はマッサージやお風呂などで温めたり、ストレッチ等をして血液の循環を良くし、筋肉をほぐす。
②枕の高さが合っていないと首肩周りに負担がかかりやすくなります。今一度、枕の高さを見直してみてください。
③深酒、過度な疲労は熟睡状態に陥りやすく、寝返りを打たない原因になります。寝違えの原因を助長してしまいます。