なぜ腰痛になるのか?なぜ腰痛が良くならないのか?これらには必ず訳があるはずです。
腰痛の原因が自分自身の日常生活で引き起こされていないか、チェックしてみましょう。「あなたが普段、腰に過度な負担をかけた生活を送ってないか?チェックしてみて下さい。」あてはまる項目がある方は改善に取り組み、あてはまららない方も、今一度、日常生活を見直して予防のヒントにして下さい。
腰痛対策、予防改善の第一歩は日常生活をチェックする事から!
常日頃の自分の生活を冷静に見直してみると、自分を取り巻く悪条件、諸動作が腰痛の原因になっている事に気づくはずです。
これら、日常の諸動作を、いかに腰に負担をかけず行えるかが、腰痛の予防改善への第一歩となります。
以下にあげる項目をチェックしてみて、当てはまるものの改善に取り組んでみましょう。
これら改善項目に当てはまるものを意識的に取り入れる事で、腰痛の予防改善のなにかしらがきっと見えてくるはずです!
- 姿勢が悪い
腰痛の予防改善には、正しい姿勢が基本ですが、腰痛の人には、姿勢の悪い人が多いものです。
一日の大半は、立つ、座る等を繰り返しており、特に、立っている時よりも座っている時の方が腰にかかる負担が大きいので、一日中のデスクワークや一日中車を運転なされている方は特に注意が必要です。
- 体重管理
肥満の方は、減量する事によって、腰痛が改善される事も少なくありません。
太っている方は、標準体重の人より重い荷物を背負っているのと同じなので、それだけ腰痛を起こしやすくなるのです。又、肥満の為、運動不足になりやすく、それにより、筋力低下による背骨を支える機能も低下し、それだけ腰痛を起こしやすくもなります。
しかし、痩せ過ぎも、筋力低下 → 背骨を支える腹筋が弱くなる → 腰痛 ともなりますので、注意が必要です。
腰痛を含め、あらゆる病気の予防の為にも、標準体重を保つ事は、重要な事なのです。
- 立ちっぱなし
立ちっぱなしも腰に大きな負担をかけます。
同じ姿勢で立つのではなく、なるべく歩く事を心がけましょう。
- 靴
自分の足に合わない靴を、無理に履いていることも腰痛を起こす原因にもなります。
女性の方は特にハイヒールに注意しましょう。
ハイヒールは、おしりを突き出す姿勢になるので、腰に大きな負担となり、腰痛をおこしやすくなります。
足の着地時に、ひざや腰に衝撃がひびかない、かかとが高すぎず、適度に靴底が厚く、足の指を締め付けない、安定した自分にあった靴を選びましょう。
- 運動不足
便利な世の中になったせいか、われわれの現代生活ではとかく運動不足に陥りがちです。
重労働が減ったり、移動でも乗り物に頼る為、その結果、筋力の低下を招き、われわれ現代人の腰はとても弱くなっているのです。
わずかな距離なら歩きましょう!歩く事は、腰に少ない負担で筋肉を鍛えることができ、腰痛予防に効果的です。
その他、水泳では、クロールも有効です。(平泳ぎは良くありません)
ただし、ゴルフ(腰をひねる) テニス(サーブの時に大きく屈伸する)は、腰痛には良くありませんので、注意が必要です。
- 過度の運動
限界を超えた仕事やスポーツも、背骨を支える筋肉が疲れ果てて、腰椎分離症や脊椎分離症や椎間板ヘルニアの原因になります。
椎間板は若い人でもだんだん弱くなってゆくものなのだと、忘れないで下さい。
- ストレス
現代人にとって切っても切れないストレス。
ストレスによる心因性の腰痛も最近増えているようです。
デスクワーク中心の管理者に労働者よりも腰痛が多い事も明らかになっています。
心因性の場合、カウンセリングも有効な手段でもあります。
- 疲労
最近疲れすぎていませんか?
疲労は、腰痛に限らず、様々な病気を引き起こします。
働くことは意義あることですが、働きすぎは注意です。