首、肩こりの予防~~正しい姿勢編
●正しい姿勢を意識するあまり、カラダを反らしすぎてしまう人を多くみかけます。
これは、自然な姿勢といえるものではなく、正しい姿勢とはいえません。
●正しい背骨のS字カーブが描かれているかのチェックポイントは、鏡でカラダを横から見て、
「耳の穴」→「肩の中央」→「くるぶし」を、結んだ線が、一直線になっているかが目安です。
●見えない糸で頭のてっぺんから、
カラダが釣られているイメージを思い浮かべても良いかもしれません。
首、肩こりの予防~~デスクワーク編
- 椅子について
1)なるべく固めで、安定性のある椅子を選びます。
2)座面の高さが調節できるもので、足の裏全体が床につくものを選びます。
高さ調節が出来ない場合は、足台を置いて調節します。
3)背もたれに最も深く腰掛けた状態で、座面の先端と膝の裏の間に、
こぶし一つ分の隙間が出来るようにします。
4)なるべく、肘掛のあるものが良いでしょう。
肘掛に腕をのせることで、腕の重みを分散させ肩への負担をへらします。
照明について
暗すぎる照明、明るすぎる照明など、照明が適切でないと眼精疲労を起こしやすく、
首・肩の筋肉が緊張し、肩こりがおきやすくなります。
自分にあった椅子とともに、照明も暗すぎず、明るすぎずない範囲で調節しましょう。
首、肩コリ予防~~車の運転編
首、肩コリ予防~~背骨を歪ませる日常生活の座りぐせ
■行儀の悪い姿勢は背骨を歪ませる!
●家でくつろいでいるとき、どのような姿勢をとっていますか?
下記のような座り方をしていませんか?
・あぐら座り
・とんび座り
・横座り
・椅子やソファーからお尻をすべらし、足を投げ出す
・片方の足だけ足組する
上記、どの座り方もいっけん楽なように思えてしまうため、
ついつい行ってしまいがちな姿勢だと思います。
しかし、これらの座り方は「不良姿勢」といわれるものであり、
肩・首・背中の筋肉にストレスがかかるばかりでなく、背骨を歪ませる原因にもなります。
■長時間同じ姿勢を続けない。
●正しい姿勢で座ることと同じくらいに重要になるのが
「長時間同じ姿勢を続けない」です。
同じ姿勢を長時間続けると、特定の筋肉ばかりにストレスがかかり、
肩こりの天敵でもある「血行不良」がはじまります。
これを防ぐためには、ときどき「カラダを動かす」ことが大切です。
予防のためのストレッチ