下痢
- 頻繁に下痢になる
- 常に(慢性的に)下痢気味
- 体が疲れると下痢になりやすい
- ストレスを感じるとすぐ下痢になることがある
- 一度下痢になるとなかなか治らない
下痢の原因は自律神経?
下痢の原因の一つに自律神経の乱れが考えられます
一言に下痢の原因といっても様々なものがあります。
一度にたくさん食べすぎてしまった。食べ過ぎ
急に冷たいものをたくさん飲んでしまったことで。中からのお腹の冷え
冷たくなくてもたくさん飲み過ぎた。飲み過ぎ
辛い物を食べ過ぎてしまった時の。刺激
寒い所にいた、夜寝ていて冷えた。外からのお腹の冷え
緊張やストレスを感じている時。自律神経の乱れ
などなど、あげるときりがないほど原因は考えられます
この度は、自律神経の乱れが原因の下痢について考えていきます。
特に、体の冷えからくる下痢は自律神経の乱れによるもののようです。
その原因は腸の働きを左右する自律神経がお腹の冷えによって刺激されて異常に収縮をしてしまうため、腸での水分の吸収がうまくできず、そのまま排泄されてしまうので下痢になってしまいます。
自律神経ってなに?
自律神経とは
簡単に言うと、大きく分けて神経は「体性神経」と「自律神経」があります。
体性神経とは、自分の意思で動かす時に使う神経です。
自律神経とは、自分の意思では動かすことが出来ない神経です。
自律神経は更に「交感神経」「副交感神経」の2種類に分かれています。
「交感神経」は体を活動させる際に働く神経です。
「副交感神経」は食後に内蔵を動かし消化する際や睡眠中などに体を落ち着かせる際に働く神経です。
つまり交感神経と副交感神経は全く反対の作用を持ち、活動の状況に合わせて働き、バランスを保っているのです。
自律神経が乱れるってどういうこと?
●不規則な生活習慣
例えば、夜更かしをすることが多く昼間でも眠気があるような睡眠のリズムですと、交感神経と副交感神経が入れ替わる時間帯も乱れてしまいがち、更には暗くなると副交感神経が優位になりやすいのですが、太陽光とは関係なく人口の光で夜を過ごし、昼間でも太陽光を浴びる時間が短いとそれだけでも、バランスは崩れてしまいます。このような自律神経の乱れが長く続いてしまう下痢の原因になることがあります。
●身体的、精神的なストレス
学校や職場、家庭でも少なからずストレスを感じることはあると思います。過程ではまだしも、職場や学校などでは様々な状況は考えられますが、人間関係や提出期限等の精神的なストレスや、場合によっては過労や部活動等のような身体的なストレスも多くなることもありますよね?
更には、日頃の疲れもその一つですが、怪我や病気、天候や気温の変化などもストレスになるのです。
これらのストレスを溜めてしまうと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうので自律神経の乱れにより、下痢の原因になってしまいます。
下痢症状で悩まれている方はここまでにご自身にあてはまることはありませんでしたか?
あてはまることが多ければその下痢の原因は自律神経の乱れからかもしれません。
自律神経の乱れを放っておいてしまうと、今の下痢だけでなく 他の病気の原因にもなりかねません。
心当たりのある方は出来る範囲から規則正しい生活習慣や食生活をして、ストレスを溜めずに発散できる方法を探してください。
下痢に関係する食生活
ほとんどの人が、下痢になったらまず考えるのが、お腹の冷えや食生活ですよね・・・
「最近外での食事会などが多くて食べ過ぎている」
「飲み会が続いて飲み過ぎている」
「昨日のラーメン屋さんがおいしくてついつい替玉をし過ぎた・・・」
「友人との焼肉で楽しくなり脂っこいとは思いながらもお肉を食べすぎた」
などなどなど・・・
お心当たりの方、多いですよね!
ここでは、食生活を考えてみましょう。
控えたほうが良い食生活はというと・・・
耳をふさぎたくなる方もいるかもしれませんが、
頭の片隅にでも置いておいてください。
まず、冷たいものや、辛いものは腸を刺激し過ぎてしまったり、腸の運動機能のバランスを崩してしまうことがあります。
とくに「ギンギンに冷えたビールを辛いつまみを食べながらく~っと一気飲み!」
これはよくないですね・・・ 控えるべきですね・・・
お腹にやさしいおつまみをつまみながらゆっくりとお酒を楽しんでください。
次に、インスタント食品などの添加物が多く入っているような食べ物も良くないですね。
例えば、レトルト食品・ファーストフード・コンビニ食品やカップめんなどです。
おいしいですが、控えた方が良さそうなのはわかりますよね・・・
添加物は有害な物質が多く腸内環境を悪くしてしまうほか、腸の機能の消化・吸収力や免疫力も低下してしまい、思わぬ病気の原因にもなりかねません。
では、食べたほうが良い物は?
ずばり食物繊維を多く含んだものです。
腸のなかではでは栄養になるわけではありませんが、腸内環境を整えてくれ、環境を改善してくれますので原因が腸内環境の場合は下痢は減ってきます。
例えば、モズクやわかめなどの海草類や、こんにゃくやゴボウ、セロリ、などの野菜をなるべく食べるように心がけて下さい。
食物繊維は腸の環境を整えますので消化吸収を調整して程よい便の硬さになってきます。
ここまで、自律神経の事や食生活などを考えてきましたが、
食生活や生活習慣を改善してもあまり改善しない場合は別の方法で自律神経を整える治療をお試しください。
当院の治療コースはこちらです。
快腸改善プログラム
- 11:00~13:00
15:30~19:00
※はじめての方は、ご予約をしてからご来院ください。(完全予約制)
- 火曜日・日曜日
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- 谷貝 智宏