自律神経改善プログラム
どうして自律神経が乱れるの?
人間にはいろいろな種類の神経があります。
その中で自律神経は、心臓や内臓など自分の意志で動かせない器官の働きを調整してくれる神経です。
自律神経が乱れる原因は、すばりストレスです。
このストレスを大別すると、以下の5つの要素があります。
「呼吸」「飲食」「運動」「ストレス管理」「環境」
しかも、お互いに関連し補い合う関係があります。
呼吸・・・肺活量の低下、無呼吸症候群、浅い呼吸など
飲食・・・無理なダイエット、暴飲暴食、栄養不足、偏食など
運動・・・運動不足、姿勢の悪さ、疲労、寝不足、肉体労働、デスクワークなど
ストレス管理・・・精神的ストレス、マイナス思考、人間関係の悩み、将来の不安など
環境・・・暑さ、寒さ、騒音、振動、花粉、大気汚染、入学、転職、転勤、結婚、離婚、死別など
日常生活のストレスの積み重ねで、自律神経が乱れていき、病気になります。
自律神経には、活動的な時に優位になる「交感神経」とリラックスしているときに優位になる「副交感神経」があります。
自律神経が乱れている状態とは、交感神経が過剰に働いている状態です。つまり、ずっと緊張した状態が続くのです。
副交感神経が優位に働いているときに、各臓器器官は修復されます。
この交感神経が緊張した状態が続くと、体は疲れます。そして異常をきたしてきます。
耳に現れれば、難聴や耳鳴りなどに。
脳に現れれば、不眠症や不安症に。
胃に現れれば、胃炎や胃潰瘍に。
ストレスがかかりやすい現代社会では、いかにリラックスして副交感神経を優位にするのかが大事です。
当院の自律神経の調整方法
自律神経系の疾患は、症状に個人差個体差が大きいです。
ですので、施術内容は一人一人の症状に合わせたオーダーメイドの内容になります。
治療の方向性は以下のようです。
①自律神経系の促通
交感神経が通っている交感神経幹は脊椎の傍らにあります。
副交感神経は、脳と仙骨から出ます。
骨格のゆがみがあると自律神経が圧迫されて、働きが乱れます。骨格を整えることで、自律神経の働きがスムーズになり、バランスが整います。
枝分かれした神経は、各器官へ届きます。
もし筋肉に固さがあり神経を圧迫していると、神経系の働きが鈍ります。この場合は、圧迫を除去します。
②副交感神経の活性化
副交感神経の働きを活発にし、同時に交感神経の過剰な働きを抑制するために、ツボに鍼灸等で刺激をして、リラックスしていただきます。
治療を受けた後は、副交感神経が優位に働き、とても眠くなります。
③日常生活習慣の改善
上にあげた5つの要素について、ご自宅でのセルフケアをお伝えします。
治療と併用することで、最短での症状回復を目指します。
一人で抱え込んで悩まないでほしい
自律神経系の症状は、病院へ行って検査をしても異常が出ないことが良くあります。
他人にはなかなか伝わりにくい症状なので、
詐病なんじゃないか、とか精神病なんじゃないか、
など心もとないことを言われた方が何人もいます。
ですが、かならずしも検査で異常値が出るとは限りません。
東洋医学では、健康と病気の中間の「未病」という言葉があります。
何か原因があるから、今のお体の症状があります。
その根本的な原因を突き止めて、根本からお体を改善していきませんか?
できる限りのサポートをさせていただきたいと思っております。
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※はじめての方は、ご予約をしてからご来院ください。(完全予約制)
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- 谷貝 智宏